2011年3月23日水曜日

我が国に対する過小評価

今回の大震災と大津波で東北関東の工場が大きな被害を受け生産がストップして、日本国内はもとより世界中に、その影響が拡大している。昨今の日本の不景気や先般、中国にGDP世界2位を明け渡して、心理的にも精神的にも我々日本人に斜陽を感じさせていた。
しかし、今回の震災で見えてきたことがある。我々日本人自体が自虐的な部分で自分の国の実力を過小評価しすぎていたようなところがあると言うことである。
今回のことで世界中の自動車などの代表的産業が影響をもろに受けているのである。部品が揃わず生産が出来なくなっている。とにかく日本の影響力が大きいと言うことである。すなわち実力があるということなのである。例えば完成品の組み立てなどは、中国などに押されっぱなしであるが、中核となる部品に関しては、きちっと日本の企業が抑えているのである。まだまだ我が国は捨てたものではない。その辺を改めて見直した次第である。もっともっと自信をもっていいと思う。そこで、この国難の時期を如何に乗り切るかの試金石であり、世界中の国が日本のことを注視していると同時に、早急な復旧を待ち望んでいる。そうでなければ各国企業も大きく業績に影響が出るからである。
今こそ、我が国のことを改めて見直して、復興に国民一人一人が自覚して頑張らなければならないし、日本人なら必ず出来る。
さらに、災い転じて福と成すが如く、逆境をバネに今までの停滞をぶっ飛ばし飛躍するチャンスなのかも知れない。この国難を乗り切れば、今までの自信喪失を克服して再びGDP世界2位を取り戻すかも知れない。そうなれば、もっともっと強い国になっていると思う。期待を持ってよいと思う!!

2011年3月21日月曜日

菅政権の姑息な狡猾なやり方

菅政権が、誠に持って子供だましで馬鹿げた姑息な狡猾なやり方を仕掛けた。
自民党と大連合を画策し、自民党の谷垣総裁を副総理兼災害担当大臣として入閣して欲しいと持ちかけた。見え見えの責任逃れと姑息で狡猾なやり方である。誰がそんなことに乗るのか。馬鹿げた、そんな策には誰も乗らない。それも何の根回しもなく唐突に言い出したことである。理由は、この大災害の国難の時期に一致協力しなければ乗り切れないと言うのが理由である。自民党は、災害対策には協力しているはずである。そのうえ、最も困難を極める災害担当大臣という誰もが受けたくない役割を押しつけようとしている。何回も言うが、これは子供だましである。何と見にくい仕掛けであろうか。ますます菅政権に幻滅をおぼえる。もうどうしようもない菅である。とりあえず、この国難の時期に解散など出来るわけないし、すべきではないのであるが、一応の目処がついたら即刻解散総選挙をすべきである。民主党を政権の座から引きずりおろさなければならない。かといって、何処の政党に国政を任せるかも迷うところである。これといった政党はないからだある。本当に情けない国になってしまったものである。

2011年3月19日土曜日

両刃の剣「原子力」

今起こっている原発の危機について「原子力」という素晴らしく切れる両刃の剣について、心底考えさせられる。
凄いエネルギーを出すが、致命的な危険性も秘めている。今起こっていることは、後者の致命的な危険性にさらされているのである。
どのようにして、凶暴な力持ちと付き合うかの問題である。制御が非常に難しいのである。
今回の場合は、うまく凶暴な力持ちと付き合ってきているのに、想定外の力で自然が邪魔をしたのである。まだまだ人間に力が原子力と自然の力に及ばなかったのである。
まだまだ、危機は続いており、少しずつ解決に向けて進んでいるものの絶対的な解決方法ではない綱渡り的な部分も見受けられる。
そんなときに、今後のエネルギー政策を考えるのは早すぎるのかも知れないが、遅かれ早かれ考えざるを得ないことである。
僕の結論はこうである。実現性のない夢のような部分もあるが、安価なクリーンエネルギーを探すというか、発明するということ。そんなこと一朝一夕には出来るはずないので、それまでの繋ぎをどうするかであるが、そうなると嫌でも原子力と付き合わなければ仕方なくなる。
それではどうして付き合うかである。コストがかかりすぎても、今回の想定外の自然災害を基にして、想定の2倍のスペックの対策をとることである。これしかない。これで、電気料金が上がってもよい。安全はタダでは買えないからである。
次に使用者側の対策。徹底した節電を行う。また、電気機器なども今より一層の節電機器を作ること。
さらに電気を発電することからの対策として、今後の新築住宅は、太陽電池を付けることを義務づけること。あらゆる面でコストという壁があるが、これは安全を買うということで苦しくても払わなければ仕方ないのである。
まだまだ、対策は色々あると思うが、今後も継続して考えていきたい。

為替の協調介入

今日は、アメリカ、ヨーロッパ、イギリス、カナダが円売りの協調介入を行った。昨日は他国に対して厳しい書き方をしたが一部撤回したい。日本の状況を思って介入に協力してくれたことは非常に有り難い。しかし、投機筋はそんなこと一切お構いなしであるから、一度何らかの形でこてんぱんにいわしてやりたい。世界は、世界の中の日本というものを、今度の震災と津波と原発事故の結果を踏まえて、重要なパートナーとして認めざるを得なくなった証拠である。ただ、相変わらず経済は世界にとって重要な位置にあるが、政治は全く駄目で、三流四流国であろう。
何とか政治家も頑張って、世界に冠たる日本の力を示すように努力して欲しいものである。
日本には、「災い転じて福と成す」ということわざがあるが、今回のピンチは、逆に言うとチャンスかも知れない。日本人の資質を持ってすれば、それが十分可能だと考える。
大きなことを言うが、もし今、日本国が、裏方でもいいから僕の力を必要とするというならば、極論であるが、事故を起こして瀬戸際にある福島第一原発の格納容器の中に入ってもいいくらいの気持ちは持っている。
何とか日本を立ち直らせたい。

2011年3月17日木曜日

何でやねん、この時期に円高とは????

僕は経済のことは遺憾ながらあまり判らない。しかし、東北関東大震災の後で何故、記録を更新するような円高になるのか不思議でならない。円高というのは、単純に言って円が強いと言うことだと思っているが、こんな大災害があって何で強くなるのか。普通なら、円安にぶれるはずである。
テレビなどの解説によると、今回の震災と津波で海外に出ているに日本企業が、国内の資金需要の手当をするために円を買うであろうとの思惑から時筋が円買いに動いたとのこと。苦しい日本経済が、ますます苦しくなってくる。無知な言い方をすれば、何故弱っている日本を、さらに叩くようなことをするのかと言うことである。弱り目に祟り目。泣きっ面に蜂である。
投機筋の行動というのは、行き過ぎである。もっと人間的な経済活動は出来ないのか。自分さえ良ければの発想しかないのか。まさに弱肉強食の激しい競争世界の弊害である。
それにしても、その辺のことも日本政府の無策というか、弱気というか、体たらくを感じて仕方のないところである。
とにかく、我が日本は、正念場の正念場である。瀬戸際である。
しかし、今に見ておれである。何とか逆境をバネに見事に立ち直り、リベンジしてやる。投機筋や自国のことだけしか考えない思いやりのない国をギャフンと言わしてやる。(他国は、建前上日本に対する支援を打ち出しているが、本音は判ったものではない。建前だけでありがたく支援は受けるが。)

2011年3月15日火曜日

記者の横暴


今回の東北関東大震災においての政府や関係機関の説明時に、記者の横暴と言うか横柄で尊大な態度に腹が立つ。いったい何様のつもりであろうか。もちろん全部ではない。一部の思い上がった記者である。

一つ目は典型的な横暴な質問態度。原発事故に関して、東京電力関係者の説明者に対しての質問の時である。まるで凶悪犯人を弾劾するような態度で、攻撃するような非難するような偉そうな質問の仕方には、説明する方の情報不足で満足に答えられないこともあるのであるが、そこまできつい言い方をする行き過ぎであるように思うと同時に腹が立った。国民の命のかかった問題で、質問する側も苛立っているのかも知れないが、それにしてももっと冷静に紳士的に質問出来ないのか。前にも、このような事例があり(JR西日本の福知山線の脱線事故の時、記者の質問態度が非常に問題視されて批判されたことがあった。)、今回も同じような感じである。いったい、自分を何様と思っているのか。警察官のつもりか。あまりにもひどいように思う。

 それから、二番目には、これは横柄な態度ではないが、まったくピントはずれの政治家の足を引っ張ってやろうというような質問があった。今回の地震に関する枝野官房長官の説明の時である。地震や津波に関する質問であればいいのであるが、全員が心配しているときに、何の質問をしたかというと、何故、説明者が枝野さんで菅さんではないのかという、全くこの重大な危機の時に、今はどっちでもいいような質問をするのである。みんないらいらしているのに全くもってアホな質問であった。そんなどころやないやろ。と罵声を浴びせてやりたい気持ちであった。

本当に思い上がりというか、まったく僕は理解出来ない。

いずれにしろ、全部ではなく一部の記者であるが、もう少し自分の立場というものを理解して行動して欲しいと思った。

東北関東大震災で被災した人への思いやり

 僕は、ロングステイクラブという海外旅行という趣味をを中心としたサークルに入っている。16日にそのサークルの懇談会・懇親会があるが、その開催を巡って、東北関東大震災という国難という時期で実施することについて考えさせられている。僕はもちろん参加である。しかし、震災に遭った人たちの境遇や不幸を無視して参加するわけではない。自重すべきだと思う気もある。しかし、元気を無くしてはいけないのである。自粛、自重と言っていては、現在元気のない日本がますます元気がなくなるので、元気を振り絞って復興を何らかの形で支援しなければならない。自粛しなければならないと言う気持ちは誰でも持っている。しかし、その表現方法が違うだけなのである。LSC会員の中には、自粛する人と僕のような自粛はするものの、元気を出さなくてはいけないと思い、懇親会に参加する人の二通りである。どちらも間違っていないので、絶対に誤解してはいけないのは、お互いが、お互いに考え方を肯定することであり、否定はしてはいけないということである。誰も他人の不幸を横目にどんちゃん騒ぎなどする人はいない。そして、懇親会に出席しなくても心底元気をなくす人もいない。どちらも、同じ日本人で同じ近い感覚を持って、被災者を思いやっている。そういった日本人が一つになれば、被災者を励まし、早々な復興を果たし、さらに日本を元気づけるに違いない。日本人ならそれが出来るだけの十分な資質を持っている。絶対出来る。絶対したい。とにかく救援、復旧、復興に何らかの形で参加し頑張りたい。表現は違っても間違いなく被災した人たちに対しての思いやりや支援したい気持ちは持っている。頑張れ被災者の皆さん、頑張れ日本!!、もちろん僕たちも元気を出して頑張る!!

2011年3月14日月曜日

東北関東大震災の復興に協力したい

刻々と東北地震の被害状況が変わってきている。悪い方に代わってきているのである。今現在の状況から見て、残念ながら死者は1万人を優に超えるかも知れない。全く持って痛ましいことである。どうしようもない状況である。しかし、現実は打ち消しようのないことであり、被災者には気の毒に思うが、起こってしまったことについては、嫌でも現実を認めざるを得ないのである。現在のところ人命救助を優先させて取り組み(すでに当然のこととして政府がそういうふうに動いている。)、次にどういうふうに早々に復興させるか取り組まなければならない。一朝一夕で復興出来るような現実ではないが、とにかく一刻も早い復興に着手しなければならない。今回の対策での民主党の動きには納得出来る。やはり阪神大震災での経験が生きている。矢継ぎ早に手を打っている。それでよい。苦しい財政状況の中であるが、金に糸目を付ける必要はない。どう資金調達を考えるかは、後で考えればよい。とにかく助けること、復興させることである。国民の一人として出来ることは何でも協力する。今日のテレビの番組で、国民新党の亀井なにがしという亀井静香の姪が、いいことを言っていた。資金調達についてである。無利子の特別国債を発行して国民の協力を求めるというもの。ただ単なる国債発行ではなく、半分寄付的意味合いの国債発行である。無利子の10年債くらいが適当ではなかろうか。それを発行するなら、僕は10万円くらいは買うつもりでいる。もちろん、半分寄付的な意味合いでの溝に捨てるつもりのものである。純然たる寄付としては、僕の資金力では無理である。
いずれにしても、国民の一人として何らかの形で復旧に協力したい。国民全員が、そのような気持ちを持って一つになれば、もともと底力のある国民の資質を持ってすれば、何とか出来ると思う。しかし、被災者を減らすことは無理としても、復興に向けた力には絶対になる。そして、その余勢をかって、災い転じて福と成すが如く、今の低迷した日本経済を立て直すのである。日本国民なら必ず出来る。ひとつになって頑張れば何とか出来る。何とかなる。とにかく、力の範囲で頑張りたい。